
「運動不足になると筋肉が落ちる」
そう思っている方は多いかもしれません。
でも、運動不足で影響を受けるのは筋肉だけではありません。
血糖値や脳の働き、さらには血流にも大きく関わっていることが分かっています。
運動不足が続くと、筋肉への刺激が減り、少しずつ筋力が低下していきます。
筋肉量が減ることで基礎代謝も下がり、以前と同じ食事量でも太りやすくなることがあります。

さらに、食後のブドウ糖の約70〜80%は筋肉で利用されています。
そのため、筋肉を使う機会が少なくなると血糖値が上がりやすくなり、
糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病のリスクも高まると言われています。
また、運動不足は脳にも影響します。
運動によって分泌される**BDNF(脳由来神経栄養因子)**は、
記憶力や集中力、気分の安定に関わる大切なたんぱく質です。
運動不足が続くとBDNFの分泌が減少し、
認知機能の低下や気分の落ち込みにつながる可能性があるといわれています。

カイロプラクティックの視点から
運動不足になると、筋肉は**「弱くなる」だけではなく、
「硬くなる」**こともあります。
筋肉が硬くなると血液の流れが悪くなり、
酸素や栄養が全身に届きにくくなります。
その結果、肩こりや腰痛、冷え、むくみなど、
さまざまな不調につながることもあります。
さらに、姿勢が崩れることで筋肉を正しく使えなくなり、
「動くのがしんどい…」と感じて、
ますます運動不足になるという悪循環に陥ることも少なくありません。
今日からできること
激しい運動を始める必要はありません。
ウォーキングやストレッチ、
そして今回ご紹介する
**「カーフレイズ(かかとの上げ下げ運動)」**など、
毎日続けられる運動から始めてみましょう。

そして、運動と合わせて姿勢を整えることも大切です。
正しい姿勢は筋肉を効率よく使いやすくし、血流もサポートしてくれます。
「動くこと」と「整えること」。
この2つを毎日の習慣にして、10年後も元気に動ける体を一緒に目指していきましょう。

